こんにちは、マリッコです。
先日身内に不幸がありまして、子ども2人が初めて揃って葬儀に出ることになりました。
7歳と4歳、黙って座っているのには少々不安があるお年頃。
手慰みになればと、本式ではありませんがビーズで子ども用の数珠を作って持たせることにしました。
材料
・ビーズ各種(メインのもの・途中に入れる小さめのもの・房代わりに付ける大きめのもの)
・ゴムテグス
今回は、家にあるものだけで間に合わせましたが、本来はボサビーズというものが必要です。
あとは、房や、房を付けない場合にはかがり梵天、というもの。
房は、何度か紹介したような絹糸のミシン糸でも対応できそうな?
こちらのデザインが可愛らしいな、と思ったので、参考にさせていただきました。
作り方
まずはビーズを色別に分けました。
長めに切り出したゴムテグスに、ビーズを通していきます。
今回は、
メインの玉を9個→小さめ水晶のようなビーズ1個→メインの玉11個→違う色のメインの玉11個→小さめ水晶のようなビーズ1個→違う色のメインの玉9個
の順に通しています。
両端を揃えて、両端のテグス2本を1つの大きめのビーズに通します。
(ここでは通常のビーズを使いましたが、本来はボサを使います)
通したテグスを、もう一度2本まとめて上から今通したビーズに通します。
この時に、テグスにゆるみが出ないように。
玉の表側に通したテグスが見えていますが、気になるほどではないと思います。
本来は、ここで房や梵天を付けていきますが、今回はすべてビーズで代用しています。
再びテグスは2手に分けます。そのうち1本に、小さな水晶のようなビーズ(本体に2つ使っているものと同じもの)を通します。
この水晶の長さが、房の長さとなりますので、ここはお好みで。
もう少し長くても良かったかな、と思っていますが、手持ちがなかったので今回は5個。
最後に、大きめのビーズを通します。(梵天の代わりのつもり)
通したテグスを、一番下のビーズを飛ばして、水晶ビーズの5個にもう一度通します。
テグスのゆるみが気になるときには、一番下のビーズを持ちながらテグスを引っ張ると引き締まると思います。
もう片方のテグスにも同様にビーズを通していきます。
最終的に2本のテグスは、本体をまとめた大きなビーズの下の部分に来ていると思うので、そこで2本を堅結びにします。
キュッと縛ったら余ったテグスを切って、完成です。
終わりに
子ども用の数珠を、手持ちのビーズだけで作ったお話でした。
もう少し大きくなったら本格的なものを買い与えてもいいかな、と思っていますが、それまでは。
ちなみに、葬儀中は静かに数珠の玉の数を数えたり、手でもてあそんだりしていて、まああってよかったかな、と思いました。