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和裁経験ゼロから始める!七五三ハンドメイド☆準備編

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こんにちは、マリッコです。
一生に一度の子どもの七五三、(女の子は2回あると言っても、3歳と7歳はそれぞれ1回とカウントしています。男の子も同様、我が家では3歳はやりませんでしたが)何か思い出になるものを残してやれないかな、と思い、最終的に5歳男子のお仕度と、翌年3歳女子のお仕度を極力自作で用意したお話を。
今回は、準備編ということで。

娘初節句のなんちゃって着物からスタート

我が家の下の娘、年末産まれなんです。当然初めてのお正月は産院で、三が日を過ぎ退院したころには既にコンビニでは「恵方巻」とか看板が変わっちゃってる頃でした。
地域によっても違うかもしれないのですが、マリッコの地域では
「正月祝いをやらないと、ひな祭りができない」と言われており、娘生後3か月でやってきたひな祭りはスルー。翌年1歳のお誕生日を迎えようやく羽子板を購入し、1歳3か月で念願のお雛様を迎えたのです。

ひな人形見に行った時に、なんだか一人だけ風格が違ったもんね

他の女の子は抱っこだったけど、私、歩いてたしね。
名前入れてもらったけど、一人だけ年号違ったもんね。

割と体の大きさもしっかりしていたこともあり、念願の初節句だったので何か衣装をつくってあげよう、と思ったマリッコ。
この時には、本格的なものではなく、あくまで「なんちゃって」でした。

簡易甚平とボックスプリーツスカートで、何となく袴を作る

そもそもこの年代の子どもに袴を着せる、ということ自体本当はおかしい話なのでしょうが、そこは目をつぶってください。笑
和裁はおろか、着付けすら知らないので、何となく記念に残ればよし、というスタンスで。
着せ方も楽で、簡単につくれそうなものを検討した結果、
「上は簡易的な甚平、下は少し大きめのボックスプリーツスカート」としました。
とりあえずこんな感じ。

自宅の寝室にて。笑
残った生地で装飾品も。

ここで、「おや?これなら毎年お祭りの時に着せている甚平も自作できるのでは?」と閃くのです。
ちなみに、ここまでの洋裁経験は「上の子の入園グッズを基本に、小物のみ。服は作ったことない」です。この衣装は基本的にはミシンで作っています。スカートに至ってはオールミシン。

予習!子ども用の甚平を作ってみる!

初節句用の簡易甚平は、どこからかネットで拾ってきた作り方を参考にしていたのですが、ここで甚平を2人分作るべく、図書館で本を借りてきました。
はじめてぬうゆかたとじんべい―大人も子どもの自分サイズでぬえる (主婦の友生活シリーズ)
生地の種類やら縫い方なんかも丁寧に載っています。
練習用だし!!と思って、手芸屋さんで2m500円生地を2種類購入し、何とか2人分出来ました。

肩揚げ前なのですが、、、

だいたいの構造も分かった気がする!!?

すごい自信

いざ着物作りに取り掛かる

甚平が出来上がったのが5月ごろ。そのころから、じわじわと「羽織袴…作ってみたい!!」という気持ちが盛り上がってくるのです。
甚平2枚くらい縫った程度なのに、今考えるとすごい向上心。

バイブルは「はじめてでも縫える こどものきもの」

「七五三 着物 手作り」で検索すると、上記「はじめてでも縫える こどものきもの(文化出版局)」がヒット。今気が付いたんですが、甚平の本と著者が一緒!


この本はまず図書館で借りてみたのですが、とにかく読み込みたい、意味が分からない、ということですぐ購入に至ったのです。
amazonレビューなどでも評価が分かれます。本当の本格的な和裁ではないようだし、はじめての~と謳っているいる割には難しい、などなど。でも、男の子の羽織袴を扱っていること、図解がやっぱり分かりやすいことなどから、私はこれをお供とすることを決めました。
先に言っておくと、私は初めてでもなんとか縫えました。ただし、細かいところなんかはかなりネットを参考にしたり、動画で見たりしました。

和裁教室を探してみた話

洋裁もままならない人が、「きせかける」「くける」なんて分かるわけないんです。そして、七五三まで半年余りで時間がない。
近場で和裁を教えてくれるところを探してみましたが、お教室に通って~、という金銭的余裕はあまりない。(もっとも、夫は「買えばいいのに」と言っているくらいで)
そこで、地元の市民センターの講座を調べてみると、あるではないですか。週2回、1回2時間で年間8000円。早速ワクワクしながら見学に行くマリッコ。

息子の羽織袴を作りたいんです。半年後の七五三用に

最初は長襦袢から始めて、1年かけて浴衣を縫っていく感じになりますが…しかも初心者だと、袷(あわせ)も袋になっちゃうから難しいかな…

ソウデスカ…

袷も袋もよく分からなかったけど、とりあえず半年で仕立てることは難しそうだったし、下の娘もまだ1歳だったので習うのは断念。見学に行ったときに黙々と作業をしていた受講生の方々の「無謀だな…」という無言の空気が忘れられません。笑

生地は義実家から調達するの巻

というわけで、いよいよ一人で何とかすることになったマリッコ。
本を読んでみると、子ども用なのに結構生地が必要そうなことに気が付く。
でもせっかくの晴れ着なので生地にはこだわりたい、けれど失敗するかもしれないことを考え一瞬悩んでいたときに思い出した姑の声。
「着物を処分しようと思うんだけど、出張買取だと買いたたかれちゃうかしら…」

もしもしおかあさん、着物を分けてください

いいけど何を始めるの

曾おばあちゃんのタンスの中身を洗いざらい出しながら、「まさか和裁をやろうという人が嫁に来るとは思わなかったわ」と笑う姑と、「私も思わなかったし、そもそも出来るかが分からないけど」と笑う嫁。姑が成人式に着たという思い出の着物まで出してもらい、とりあえず大風呂敷4つ分を車のトランクに詰めて義実家をあとにした山賊マリッコ。詳しい話は次回に。

終わりに(お仕度済画像あり!)

私が七五三をハンドメイドしようと思ったいきさつを書いてみました。
ちなみに、先に出しておきますが、こんな感じにお仕度がされましたのでご参考まで。

息子の袴は色々事情があり購入。
他はALL正絹。

(2019.5.29追記)
5歳男児・3歳女児の記事を書きましたので、こちらもよければご覧ください。

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