小学校入学準備のためのハンドメイドはこちら

幼稚園の制服のスカートをギリギリまで裾出しする

本ページにはプロモーションが含まれています。
本ページにはプロモーションが含まれています。

こんにちは,マリッコです。
娘の幼稚園生活も残り1か月を切ったころのこと。
冬の間はタイツを愛好している彼女が,集合写真撮影のために指定の白いハイソックスを履いた日の朝に事件は起こりました。

スカートみじかっ!

ワカメちゃんか。

さむいな。

いつもはあまり気にならなかったのですが,素肌が見えるようになると恐ろしいほどのミニスカートになっているではないですか。
しかし,卒園間近で,新しいスカートを導入する予定もなく(そもそもおさがりだし)

メルカリ!メルカリにないかな?

数日メルカリをチェックするも,めぼしいものは出品されず。
裾出しで検索していたところ,「下駄を履かせる」というやりかたなら何とか長くできそうだったので,やってみることにしました。

材料

端の始末のいらない,バイアステープを使用しています。
割と幅の広い,スカートの色と大差なさそうなものをチョイス。
ふちどり用のものを,ふちどらずに使うことにしました。

やり方

120のトルソーに着せた110のスカート。
110と120の2枚持っていますが,まずはこちらから着手することにしました。
プリーツらしいプリーツはなく,裏地もついていないシンプルなものです。

ちなみにこんなにシンプルなのにゴムの交換に癖があって,なんとゴムがスカートを1周しないという母泣かせな代物です。

今回は,裾にバイアステープで丈を足して,裏に来ている部分をギリギリまで表に出してみようという作戦です。
できるだけゴロゴロしないように,折り返してある裾のほか,キワのロックミシンの部分も外していきました。

外したら,折り返してあった部分にアイロンをかけます。
ここで想定外の出来事。
あまりに使い込んだスカートだったもので,折り返した部分が鮮やかな紺色だったのです。

本体と全然色が違うやんけ

ちなみに,数えきれないほどの洗濯をくりかえしたおかげで,折り返しの部分には固形化した埃がきっちり詰まってしまっていました。
ブラシで取り除いてみたものの,繊維のおくにまで入っている感じです。
これは開いた後に洗濯をすることで薄くなることを願って,見ないふりをします。

背に腹は代えられません。
娘のお尻がかかっていますので,このまま勇敢に進めます。

スカートの表と,バイアステープの表をそれぞれ端を合わせて(中表),1周縫い合わせます。
ここでは,ロックミシンで縫い合わせました。

縫い合わせたところを開きます。

スカートの裏を上にして置きます。
バイアステープは,縫い合わせた方と反対側のキワが1回折り曲がっている状態にして,そのほかの折り目はアイロンで伸ばします。
(ちょうど下の画像の奥側に見えている状態)

出来上がりの線で,大きめの針目で,目立つ色でザクザク縫っていきます。
今回は,バイアステープの縁から5ミリ程度のところ。
目印になりますが,あとからこの糸は取るので,あえて目立つ色で。

手縫いで裾を上げる場合には,省いてもよい工程だと思います。
その場合には,このまままつり縫いで。

手縫いが絶望的なマリッコは,ここでも何とかミシンで済ませたいと思い,苦手なミシンのまつり縫いにトライ。
やり方に関しては,各ミシンメーカーのサイトで確認するのがわかりやすくてよいと思います。
既定のやり方で生地を折ります。今回はちょうどバイアステープの折り返した縁を縫うようになりました。

アイロンで裾上げしたミシン目を整えていきます。
先ほど縫った,白い仕上がりのミシンのラインに,何針かごとに少しだけ裾上げのミシンがかかっています。
これが正解なのかはわかりませんが,表から見てみたところ甚大なミスもなさそうだったので,今回はこれで良しとしました。

白のミシン目を外します。
裏から見たところ。

表から見たところ。
縫い目云々というよりも,「デザインかな?」と思うくらいに色が違うので,不本意ながらそこがネックですが仕方ありません。
意外と遠目からみると目立たないので,このままいかせることにします。

終わりに

ビフォーアフターがこちら。

4センチくらいは長くなりました。
この状態で2着とも何度も洗濯をしましたが,特にバイアステープがゆがむこともなく,縫い目が目立つこともなく,通常通りに着られました。
やはり120サイズのほうが安心感があるので,卒園式にはそちらを同じく裾出ししたものを履かせたのでした。
めでたしめでたし…???

タイトルとURLをコピーしました