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【お知らせ】2025年春を目処に本ブログを閉鎖します。詳しくは最新記事をご覧ください。
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大人用浴衣を子ども用にリメイク

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こんにちは、マリッコです。
少し前に紹介した、浴衣生地のお洗濯の記事ですが、実際に小2息子用に浴衣に仕立てました。

義実家から貰った時点で既に解いてある状態でしたが

やっぱり元は男性用の浴衣だったようです。

生地は経年劣化もあったのか薄くて端がピリリと行きそうなくらい脆かったのですが、おそらく50年以上も寝かされていた生地、もう一度日の目を見せてあげたいと思って強行です。

参考にしたもの

七五三でさんざんお世話になっている、「はじめてでも縫えるこどものきもの」

はじめてでも縫えるこどものきもの 七五三の晴れ着・被布・羽織・はかま・お正月のきもの
林ことみ | 2000年09月発売

にも浴衣の作り方は載っているのですが、いかんせん120サイズまでしか紹介がなく。
出来れば来年以降も少し長めに着られるように130くらいのサイズで作りたかったので、こちらのサイトを大いに参考にさせていただきました。

娘のと合わせて2着を作ったので、基本的にはミシンで。目立つところは手縫いで行いました。

裁断&縫製

かつて袖だったものは袖に、身頃だったものは身頃に使っています。

男子なので「舟底袖」にしています。
上を「わ」にしてカットして…

端はロックミシンで処理

指示通りに縫い合わせてお袖を作ります(2枚)

身頃

身頃をカットします。
元々、肩開きのカットが入っているので、そこを中心としてカットします。

分かりにくいかもしれませんが、↑この画像でいうと、上がカット前の身頃、下がカットした身頃です。
ここは形が左右対称になると思います。

外表にして身頃を合わせて、2枚合わせて端をロックミシンで縫っていきます。

中表にして、ロックミシンの縫い代を包むように直線ミシンをかけます。(袋縫い)

つまみおくみを縫います。

つまみおくみが縫えました。

両脇にロックミシンをかけていきます。

肩の線から上下にパタンと中表に折って、袖付けと身八つ口の長さを残して縫い合わせます。衿下から裾の線を三つ折りにして縫います。
角は「額縁仕立て」にしてあります。

衿を付ける

衿をつけます。
幅は11㎝、長さは、背中の中心から衿の線を通って衿の先にいくラインを実際にメジャーで計り、両方分なので2倍にして、それに4センチ程度を足したものを切り出しました。

計っているところ

今回は、邪道ですが、ズルをして衿を付ける前にかけ衿を縫い付けてしまいました。。。

丸から丸までが、エセかけ衿を付けた部分。

片方ずつ衿を付けていきます。背中の中心から衿にかけて。

最初に中表にして付けたときにはミシンを使いましたが、折り返して付けるときには手縫いで、針目が見えにくいように縫い付けました。どうしても目立つところなので…

袖をつける

身八つ口を空けて袖をつけます。
サイトでは2つ折りにしてありましたが、このように目立つ色で端を処理している場合には三つ折りのほうが綺麗だったかな。

仕上げ

紐を2本作って本体に留めます。
場所ややりかたは「はじめての~」が丁寧かもしれません。

肩揚げ・腰揚げをします。

完成です。

終わりに

今回は、お祭りのない夏でしたが、いつもの甚平とは二人ともランクアップして浴衣を着せてやりたいな、と思って、おうちでスーパーボールすくいです。

掬いすぎでしょ(特に左)
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