2回目の筥迫は、刺繍を入れてみました。
型紙は以前に紹介したものです。
お気に入りのモチーフがある方はそれで刺してみても良いと思います☆
今回は、縁にパイピングを入れてみました。
型紙・下絵
以前に紹介した型紙を使っています。
7歳の七五三用の大きさです。
これに、下絵を入れていきます。
今回は虹と雲に、千鳥が飛んでいる模様にしました。
胴締め(ベルト)をかけても、刺繍の模様が続くようにしたかったので、最初に蓋になる部分に模様の下絵を入れた後に、出来上がりの場所に胴締めをかけた状態で下絵を写しました。
布に絵を写します。
色々なやり方があるようですが、今回はおうちにあるライトを使って写していきました。
(でも少し熱くなったので、あまりオススメしません)
枠は、イーゼルなどをオススメされていましたが、刺す面積が小さいので、100均の木製のフォトフレームを使用しました。
画鋲と、糸を使用して、太鼓の叩く面のように生地をピンと張ります。
胴締めの部分も切らずに同じ面で刺せるようにしました。
同じく、100均の固定する器具でテーブルに固定します。
これで、両手で刺繍を刺すことができます。
刺繍を刺す
ここから色を入れていきます。
刺繍に関しては全然詳しくないので、本を見ながら進めました。
糸はメルカリで購入した絹糸で、既に撚りがかかっているものです。
ある程度色を入れられたら、模様を入れていきます。
金の糸はこれでやりました。
裏に糊を付けてアイロンで押さえて、刺繍は完成です。
筥迫の成形
筥迫を作っていきます。
基本的には以前に紹介したものと作り方は一緒です。
本体
今回は、パイピングをしました。
ピンクの羽二重を使って、中に芯を入れて、でんぷん糊で張り合わせていきます。
布の幅は1.5㎝程度。
生地も土台に貼り合わせていきます。
表になる部分のキワの部分に、パイピングを貼り付けます。
カーブの部分には切込みを入れるときれいに曲がれます。
筥迫本体も貼り合わせます。
紙同士はボンドで。
付属品
今回は巻き玉も作りました。
落とし巾着は、同じく刺繍で、七宝の模様にしました。
組み立てていきます。
今回、簪は楽天で購入してみました。
こんな感じに仕上がりました。
千鳥が、もう少し下でも良かったかなぁ…というのが反省点。
終わりに
刺繍の入った筥迫の作り方でした。