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時短のための帯揚げの作り方

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こんにちは,マリッコです。
先日,無事に娘の幼稚園卒園と,小学校の入学を済ませました。
どちらも,既製の着物をウエスト部分で分けたセパレート着物で臨んだのですが,意外と手こずるなと思ったのが帯揚げ&帯枕の始末。

慣れれば簡単なのでしょうが

慣れるまでの時間がない

卒園式のときには何も考えずに総絞りの帯揚げを使用したのですが,何となく嵩張ってうまくいかない気がしたので,今回の入学式には薄いタイプの帯揚げを,帯枕を入れるスペースだけ縫い開けてみるチャレンジをしてみました。
無謀にも正絹に針を入れています。
帯揚げは帯揚げにしか使わない!とにかく簡単に早く仕上げたい!という強い意志が必要です。

2023/11追記
この作り方をベースに,不必要と思われる工程を省き,帯揚げ自体の長さを調節することでより結びやすさを目指した時短帯揚げを紹介しました。もしよろしければこちらも併せてご覧ください。

縫い方

今回使用したのは,フラットなタイプの帯揚げです。
ベースは薄いグリーン,ピンクがぼかしで入っている感じなので,使いやすそうです。
(@メルカリ)

帯枕を入れるスペースを確保します。
大きなものでも対応できるように,帯揚げの中央からそれぞれ左右に15cmのところ(計30cm)の部分を,下の画像のように1.5cmほど折ってミシンで縫います。

上下の辺を中表で合わせます。

帯枕の紐が通る部分を縫います。
最初に上下を縫ったところを起点に,5cm程度ミシンで。
縫い代は1cm程度。もう片方も同じようにします。

イメージとしては,こんな感じで紐が出るように。

枕帯の紐より先になる部分も,形をつけて縫ってしまいます。
外表にして,上下の辺を中央で接するように折って…

更にもう1回上下を折ります。

先ほど,帯枕の紐が出るように縫い合わせたところから5cm離れたところが,下の画像の待ち針のところです。
ここから先を,中央を縫い閉じるように手縫いで縫っていきます。
上下の折山同士を掬っていく感じで。

端っこまで縫い合わせます。
ほつれなければよいので,あまり細かい針目でなくてもよいと思います。
1本どりでも2本どりでもお好みのほうで。
今回は,縫い糸1本どりにしてみました。

両方とも同じように縫って完成です。

帯枕の通し方

帯枕は中央において,両側の穴から紐を出します。
帯枕から帯揚げが離れてしまいそうなときには,ヘアゴムなどで括ってあげるとよいと思います。
これは,小さめの帯枕ですが…

自作した大き目の帯枕(横の長さが25cm)に装着するとこんな感じで…

実際に装着すると,畳む手間もなく,すっきり仕上がるような感じだったので,初心者には優しいのでは,と思います。
着画らしい着画はありませんが。。。

終わりに

時短を目指すための帯揚げの作り方の紹介でした。
あくまで着付けをしらないなんちゃっての人間の発想なので,ご容赦ください☆

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