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【お知らせ】2025年春を目処に本ブログを閉鎖します。詳しくは最新記事をご覧ください。
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切り替えあり・マチ付き・ゴム付き・ファスナーなしの幼稚園用座布団カバー

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こんにちは,マリッコです。
お友達にプレゼントするのに,我が家が通う幼稚園には馴染みのない「座布団カバー」を作ることにしました。
どうしても使いたい柄が,どうやら少しだけ長さが足りない…ということを逆手に取り,切り替えを作ることにしたので紹介します。

幼稚園児用に一般的に売っているらしい
「30cm×30cm×厚さ3cm」に合うサイズにしてあります

材料

・表地用生地
・切り替え用生地
・2~2.5㎝幅のゴム

裁断

まずは裁断していきます。
このカバーは,ファスナーがない代わりに重なりを利用して座布団が出ないようにするタイプなので,座布団本体の大きさよりも長めの布が必要になります。
(以前に紹介したこんな感じのカバーの応用です)

各パーツの裁断サイズ 30㎝×30㎝×マチ3~3.5㎝程度の場合(縫い代1㎝込)
①座面(上)
 縦42.5㎝×横38㎝

②切り替え部分
 縦21.5㎝×横38㎝

③座面(下)
 縦21㎝×横38㎝

ゴム
2~2.5㎝幅のものを35㎝程度

任意の大きさにする場合,切り替え部分の表になる部分が8㎝程度と考えて…
(横はすべて同じで,作りたいカバーの幅+マチ×2+縫い代1㎝×2 程度)
①座面(上)
 端の縫い代3㎝+重なる部分8㎝+座面下に行く部分5㎝+マチ+(座布団の縦から切り替え分8㎝を引いたもの)+切り替えとの縫い代1㎝
②切り替え部分(ここは片側8㎝とする)
 座面(上)の8㎝+マチ+座面(下)の8㎝+上下との接続するための縫い代2㎝
③座面(下)
 (座布団の縦から,切り替えの8㎝と座面上から来ている5㎝を引いた長さ)+端の縫い代3㎝+切り替えとの縫い代1㎝

こんな感じでできるかな,と思います。
実際に使う座布団が決まっている場合,切り替えの部分だけ合うようにして,あとは重ねてみてうまくいくように調節しながら縫っていくのもアリだと思います。

縫い方

まず,座面の上下と切り替え部分を縫い合わせて1枚にするために,縫い合わさるところはジグザグミシンかロックミシンで端の処理をしておきます。
(下の画像の黄色い〇の部分)

それぞれ中表にして,縫い合わせます。

今回は丁寧に仕上げたかったので,縫い代を割って,座った時にゴロゴロしにくいように,縫い代部分をミシンで押さえています。

赤い矢印の部分

1枚になった両端を,ジグザグミシンかロックミシンで端の処理をします。

両端ともに

上下を3㎝にアイロンで折って,そこから1.5㎝の三つ折りにして…

ミシンをかけます。

座面下と切り替えの部分を,下の画像のように折り上げます。
(中に入れてあるのは,折りたたむとちょうど座布団の大きさになったバスタオル)
ここでは,切り替えの部分が丁度同じ高さになるように織り折り上げてください。

この状態で,座面上のパーツを折りたたみます。
座布団をちょうどくるむように。
この状態のまま,座布団をそっと外して,両脇を縫い代1.5㎝程度で縫い合わせます。

マチを作ります。
上下に作るので,合計4つですが,まずは切り替え部分の2か所を。
3.5㎝程度のマチを作りたかったので,折りたたんで,マチ部分を縫い合わせました。

縫ったら端を切り落として,ジグザグミシンをかけます。

椅子に掛けるためのゴムを付けます。
切り替え部分と反対側のほうに付けます。
ゴムを通すために,マチが付くところを少しだけ角をカットします。


ゴムを通します。
1本のゴムが,表面を通っているようになっています。
下の画像の黄色い〇の部分が,ゴムの両端です。
あまりゆるみがないようにしました。

ゴムを通したまま,上の部分のマチを縫い合わせます。

余ったゴムをカットして,端をジグザグミシンで処理したら表に返して完成です。

裏(布が重なっているところから座布団を出し入れします)

お名前テープは,座面裏になる切り替え部分のところに付けると座った時にも邪魔にならなくていいかな,と思います。

終わりに

幼稚園生が使うサイズの座布団カバーを作ったお話でした。

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