お誕生日プレゼントにと娘から祖父母にリクエストされた「すみっコぐらしのフェルティミシン」。
糸を使わない,フェルトを使うミシンです。
結局は羊毛フェルトと同じような理論で,専用の針で刺すことで固定される感じです。
前に紹介したパーマンのヘルメットでやったのと同じようなイメージ。
針のところはカバーで覆われているので,指を一緒に縫ってしまう危険性もなく,よくできています。
さっそく使ってみたのでその紹介と,専用のキットじゃなくても遊べるのかやってみたのでその結果です。
やってみた
本体にいくつかキットが入っていて,マスコットやチャーム,ペン入れなどが作れます。
既にカットされているので縫うのみ。
綿もたくさん入っていました。
縫う場所がきちんと記されているので,戸惑うことなく縫い進めることができるようです。
ただ,通常のミシンのようにミシンが勝手に生地を送ってくれる訳ではないので,場合によっては針の向こう側から引っ張ってあげるなどのサポートが必要かな,と思いました。
思ったよりも針の動きが早いので,最初はびっくりしました。
簡単に自分で出来ることにドはまりした娘でしたが,手元のキットは瞬く間になくなっていきます。
増量キットは販売されていますが…
あまり外出したくないお正月…手元にあるのはマリッコがため込んでいる大量のフェルト…これで…出来るのか…?
100均のフェルトでは?
ということで,ネットでも見てみましたが実際にやってみることにしました。
どうやら針の交換が自分ではできないようなので,そこは気を付けるようにします。
基本的には2枚以上は重ねるな,ということだったので,そこは死守です。
100均に売っているフェルトであればだいたいどれでも大丈夫そうで,本体に付属されているフェルトに似ている質感だったのが,ダイソーにあった模様がプリントされているフェルトでした。
真似して故障しても責任は負えないので,
あくまで自己責任でお願いします。
これだと沢山あるので,上の子もドはまりしてやっています。
ワンポイント付きのバッグを作る
小学生であれば好きなようにやらせるのも楽しいと思いますが,娘にはあらかじめどんなものを作りたいか聞いてみて,それに合わせて裁断だけ大人が行いました。
星が付いていて,肩にかけられるくらいの,長いバッグ!!
まずはワンポイントの切り出し。
ハートとかでも簡単で可愛いと思います。
バッグの土台に縫い付けていきます。
本人は「取れないようにたくさん縫う!」と言って,ガチガチに縫い止めていました。
バッグの持ち手を作ります。
希望の長さに足りない場合には,縫い合わせます。
持ち手はバッグの口の部分に縫い止めます。
今回は片側にしか付けませんでしたが,両側に付けるとよりバッグっぽくなります。
バッグの生地を外表に合わせて,周囲を縫っていきます。
完成です。
ハートのクッション
チャーム的な感じでハートのクッションを作りました。
ハートに切り出したフェルトを2枚用意して,外表に合わせて,開け口を残して縫い合わせます。
開け口から綿を入れて,縫い止めます。
完成です。
他に作ったもの色々
あまりに小さいものだと,針が上がった時に一緒に本体に吸い込まれてしまいそうになるのでお勧めしません。
普通のフェルトだと毛羽立ちがあるので,針に毛が残るような印象があります。
プリントされているフェルトだと,毛羽立ちが半減しているような感じなので,どちらかというとそちらのほうが使っていては安心のような気はします。
どちらにしても,100均のフェルトであれば惜しみなく使えるし,自分で作りたいものが具現化できるのがいいのかな,と思っています。
でもご使用は自己責任で。
(大事なことなので2回言いました)
その後も順調に遊んでいます。