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【お知らせ】2025年春を目処に本ブログを閉鎖します。詳しくは最新記事をご覧ください。
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正絹の白生地を,ドレス用に染色する

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こんにちは,マリッコです。
昨年,七五三用に白生地を虹色に染めたのですが…

わたしも染めてみたかった!!

という熱いクレームを浴びること1年。
手持ちの白生地を使用して,突如習い始めたピアノの発表会用のドレスを作ることにしたので,娘を誘い,水遊びがてら染色することにしました。
2回目だし,単色だしヨユーヨユーと思っていましたが,思わぬ落とし穴に陥ることになってしまったのです…

あくまでマリッコのケアレスミスです。

用意したもの

・みやこ染め
・白生地
・小さなビニールプール(水洗い用)
・プラスチックコンテナ(染め用)
・ビニールシート
・干すために使うハンガー的なもの
・ビニール手袋

白生地を染める

準備として,お鍋にお湯を沸かしておきます。

紙コップに染料を出して

染料が溶けきるくらいのお湯で溶きます。

プラスチックのコンテナにビニール袋を被せ,半分くらいお水を入れて,同量くらいのお鍋で沸かしたお湯を注ぎ…(先にお湯を入れるとビニール袋が溶けるような気がするので)

先ほど溶いた染料を入れます。

よく混ぜます。



こちらが今回染める生地。正絹で,少し薄めです。

染める液に入れる前に,水に浸します。

染める生地を少し切っておいて,先ほど作った染め液に浸し,色の出方を確認します。

監督,どうでしょうか

ちょっと薄いから,粉を追加してくれる?

同じように熱湯で溶いた染め粉を少しずつ入れてゆき,調節します。
色が決まったら酢を入れて色止めをします。
染める生地は,蛇腹に折りたたんで洗濯ばさみで留めておきました。
これについては,結局色ムラは出てしまったので正しい方法かは分かりません。

染め液に浸します。
できるだけ均一になるように,フリフリしながら。

いい感じになったら染め液から上げて,水洗いします。
色を確認します。
もし色が薄いとか,ムラがひどいな,というときには絞ってもう一回ドボンします。

納得に色になったようなので,エマールでじゃぶじゃぶ洗います。
写真は,意図的に自分にシャワーを当てようとする娘。(夏休みです)

干して,半乾きくらいのときに取り込んでアイロンをかけました。

仕上がりはこんな感じになりました。

さぁこれでドレスを作りましょう!
でも暑いし原型から型紙を起こすのだからちょっと時間かかるかなぁ,と思いつつ夏が過ぎていったのでした…

ハプニング発生で染めおかわり!

今回は,発表会のための少女の服,という本を参考にしたのですが,いざ裁断,という段になった時にはたと気が付くのです。

どんなに工夫しても5mは足りないぞ…
どうして?13mあるはずなのに…

着物用の反物なのでだいたい幅は37cm程度。
それを3枚繋ぎ合わせて普通の生地の幅になると見込んでいたマリッコ。
それは間違いなかったのですが,何か違っていたってこの反物,8mしかなかったのです。

まじかー。。。
てっきりどの反物もデフォルトで13mあると思ってた

ということで,夏休みが明けて通常モードに戻ったのですが,仕方なくもう一度染める必要が出てきてしまいました。
でもまぁまだ白生地の在庫は自宅にあるし,とたかを括っていたマリッコ。
ちょっとした合間を見つけて,再度染めることにしたのです。

浮き上がる筆文字…!?

最初からこちらの生地を使わなかったことには意味があって,実は何となく訳ありな香りのするこちらの白生地…

謎な記載があるんです。これは絵が繋がっているから訪問着用なの?
でも,中にうっすら描いてある模様とは違うんです。
何だかよく分からないなぁ。。。

でも,何だか素敵な地模様のある白生地!
うっすらお花が透けて見えるなんてきっと娘も喜びます。
今回はスカート部分を作るので,長さはみんな90cm程度に合わせ裁断しました。模様もあるところとないところがあったのでうまく裁断しつつ。地模様があるものとないものを交互に縫い合わせてもかわいいかも,でもオーガンジーに隠れちゃうから見えないかぁ。。
と思いながらおなじみの準備をして,いざ染め液に投入。

ん…??なんやこれ???

なんと,地模様だと思っていたお花柄は,しっかり染料を弾く加工がしてあり,まったく色が入らないではないですか!
さらに…

えっ,ナニコレ怖い!!

無地だと思っていたところに現れた,無数の「特選附下着尺」の筆文字…!!
どうやら,一反まるまる何かのサンプルのようなものだったらしく,お花の柄→筆文字→お花の柄→筆文字…となっていたようだったのです。
イヤイヤ困った!!どっちにしてもこれは使えないし,染料は余っているし,もう1本いくしかない!!!

おかわり染色2回目!

ということで急遽,もう1本の反物を染めることにしました。
これはちゃんと13mあるやつです。着物らしく雲模様が付いていますが,遠かったらきっと見えないしオーガンジーで隠れるから大丈夫。

なんでそんなに白の反物ばっかりもってるの

集まっちゃったのよ

というわけで,今回は無事に染めました。

疲れちゃったので経過写真はありません

終わりに

というわけで,一筋縄にはいかないドレスの染色でした。
実際ドレスはこんな感じに仕上がっています。

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