こんにちは、マリッコです。
姑が受注してきた姪っ子の一升餅を、今回初めて型を使って作ってみたので紹介します。
10合のもち米を、5合=白、5合=赤でついて、それぞれを3つに分けて形を作りました。
材料
・ケーキ用の型(ダイソーで購入)=3個 ※1日で全て作る場合は6個
・餅とり粉
・ジップロックなどの食品用袋
・トレー
・食品を直接入れられる袋
作り方
餅自体の作り方は、以前紹介した記事を参照ください。
白餅
まずは5合分の白餅をつきます。
搗き終わったら餅とり粉を敷いたシート(餅のし袋を開いたものを使いました)の上に出します。
キッチンハサミで3つに分けます。
3つに分けたらそのうちの一つを成形します。
外側の餅を中央に持ってくるようにし、それを繰り返して丸くしていきます。
粉が切れないようにします。
底になっている部分がつるんとなるように。
底の部分を下にして、型に押し込みます。
(ゆくゆく、底の部分が表になります)
型のカーブになっている部分にもきれいに餅を押し込みます。
この時、トレーにはジップロックを開いたものを用意しておきます。
底の部分が下になるように置きます。
この時、ジップロックに皺や線があるとそのまま皺や線が出来てしまうので注意。
同じように3つ作ります。
底の部分はこういう感じになっています。
このまま、粗熱が取れるまで軽くラップをかけて置いておきます。
冷めてきたら冷蔵庫の野菜室に入れて、固めます。
固まったら型から出します。
ここで2パターンあります。
どちらにしても、必ず食品OKのゴム手袋を装着して行ってください。
(型が意外と鋭利)
①固まったけれどまだ少し柔らかい場合
この場合は、竹串を回転させながら型から少しずつ剥がし、要所要所で竹串をはめ込んだ状態で型から外していきます。
②完全に固まった場合
竹串が入る余地がないほどに固まってしまった場合には、ゴム手袋をはめたうえで、型をメリメリと変形させるようにしてすべての餅と型の接地面から剥がし、外します。
赤餅
白餅を搗き終わったら、赤餅を搗きます。
型に入れて固めるまで1日程度かかるので、日は改めた方がいいかもしれません。
急ぐ方は、型を3つ追加で購入しておくといいと思います。
白餅とは、蒸し終わりまでは同じです。
最終的に練る段階になったときに食紅を入れます。
(食紅が気になる方は他のものを…)
陶器の器(プラスチックだと、色が残ってしまうかもしれません)に、耳かき1杯分程度の食紅を出し、少量の水で溶きます。
練りが始まったら、様子を見ながら少しずつ食紅の液を入れていきます。
混ざりにくい場合には、シリコンのヘラなどで手伝ってあげると良いと思います。
良い色になるまで続けます。
おそらく、混ざる時間よりも標準で搗き上がる時間のほうが早いので、気持ちが少し焦りますが、満遍なく色が整うように気を付けながら、少し長めでもよいので搗いていきます。
搗き上がったら白餅と同じように形を整えて、型に入れます。
(番外編:実験)
今回、もち米が余ったので(姑がずいぶんくれた)、我が家用のお餅も別途搗きました。
娘が赤いお餅をいたく気に入り、自分でもそれを食べたいと言い出したので、赤い餅にしました。
上では水に溶いた食紅を使用していましたが、実は娘の一升餅の時には水に溶かない食紅を直接入れていたのです。
(一番最初に水で溶いたときにはうまく色が付かなくて、直接やったらどうか??と思ってやってみたのです)
今回は、水に溶いたバージョンと、直接粉を入れたバージョンを比べてみました。
色は鮮やかに出ますが、少し調節が難しいかもしれません。搗き上がりの感じは大きな変化はないので、お好みでよいかと思います。
ラッピング
型から外した餅は、食品を直接入れてOKな透明な袋に入れました。
ステッカーの作り方
長男の時には食紅を溶いて直接餅に名前を書きましたが、お習字が得意なわけでもなく、その上かなり書きにくかったのでそれ以降は印刷したものを袋やラップの上から貼っていました。
今回は、可愛いデザイン枠を見つけたのでそれを使用しています。
こちらの丸枠から選んだフレームを、ペイントで編集。
この時点で文字を入れておきます。
今回は、「祝」「一歳」「名前」にしました。
それぞれ1つずつ作ります。
これを、jpegで保存します。
ワードを開き、余白を3ミリ程度にして、今作った画像を呼び出します。
大きさとしては、A4のサイズに6個並べるくらいがちょうどよいか、気持ち少し小さくしてもよいかな、くらいです。
写真用紙に印刷します。
印刷したら、枠よりも少し大きめに切ります。
このままでもいいと思いますが、万が一、水にぬれると滲んでしまう可能性を考えて、一応のラミネート。
挟んだら、少し大きめに切ります。
最終的には、餅の袋に両面テープが、丸めたセロテープでくっつければよいと思います。
終わりに
型を使った一升餅の作り方を紹介しました。
一時は「型から抜けない!?」というピンチがありましたが、無事にできました。
どなたかの参考になればうれしいです。