こんにちは、マリッコです。
2年後に迫った娘の7歳七五三に向けて始動しています。
今回はめっちゃ初心者のメルカリで「志んし」という着物を洗うときに使うものを譲っていただいたこともあり、手元にある大人用の振袖を解いて、反物に戻したお話を。
なんだか情報量が多すぎない?
いいの。
着物を解く
着物を解くのは久しぶりです。
基本的にはリッパーを使って丁寧に解いていきます。
「仕立てるときとは逆の順番で」と言われているようですが、一番面倒な袖から外しています。
袖→衿(かけ衿)→おくみ→身頃、の順で外していきました。
最初は袖が付いているところを少し開いてリッパーを差し入れて…
プチンと切ったらあとは少しずつ。
とにかく袖の身八つ口というところの「閂止め」という部分が外しにくいので、ここは生地を破らないように注意しました。
生地を引っ張っても糸が見えてこないので、裏側から糸を探しては切ります。
袖が取れました。
表地と裏地も分けておきます。
衿を外します。
衿の首周りにはかけ衿も付いているので、併せて外しました。
おくみ、身頃も順に外していきます。
身頃が外れたところです。
表地と裏地に分けます。
下の画像のオレンジの生地は裾回り、真ん中のベージュは身頃部分の裏側です。
糸が盛大についたままアイロンをかけて折り皺を伸ばします。
丸めたガムテープで、糸を取っていきます。
すごく高級な生地や傷みやすい生地は、
地味に糸を外していった方が良いと思います。
端縫いをする
洗うために一度反物の状態に戻します。
反物は、幅が37~38センチ程度。両側に布端の「耳」が来るように並べます。
プロは端縫い用のロックミシンで繋ぎ合わせるようなのですが、マリッコ家のロックミシンにはそういった機能はなさそう。
手縫いだといわゆる「突き合わせ縫い」という方法でやるそうなのですが、1回やってみたら恐ろしく時間がかかってしまったので、まぁ素人がやることだし、と思い、一番大きな針目のジグザグミシンで繋ぎ合わせました。
大胆過ぎない?
吉と出るか凶と出るか。
無事に1枚の長い布に戻ったので、巻いておきます。
今回は何も芯を入れませんでした。
終わりに
着物を解いて、反物の状態に戻したお話でした。
今後、お天気を見て洗ってみたいと思います。