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【お知らせ】2025年春を目処に本ブログを閉鎖します。詳しくは最新記事をご覧ください。
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つまみ細工で挑戦! 七五三被布飾り

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こんにちは、マリッコです。
被布・背守りに続き、被布飾りを作ったお話を。
最終的に髪飾りもつまみ細工で作っています。

本は参考にしていますが、七五三さえ間に合えばよいという考え方だったので、極力あるもので代用したりしています。



これが今回作ったものの完成形です。サイズ感も併せてどうぞ。

オススメの道具はこちら↓

材料

お花部分

  • お花となる生地(1段目=白、2段目=ピンク無地、3・4段目=柄)※ポリエステル不可
  • 土台の半球スチロール2個(直径3センチでつまみ細工用のもの、手芸店で購入)
  • 半球に巻く生地 ※ポリエステル不可
  • ブローチピン2個(セリアで購入、直径3センチの土台。「コサージュ台 クリップ付き」)
  • 中央のビーズ(つまみ細工用、手芸店で購入)
左上から、半球スチロール、ブローチピン。
下は中央のビーズ

このほかに、つまみ細工そのもので使用するものは、
でんぷん糊(いわゆるヤマト糊やフエキ糊など)、糊を伸ばす板木工用ボンド多用途接着剤(速乾アクリアstickを使用)、へら(糊を混ぜる用)、ピンセット など。

飾り房部分

  • アジアンコード(打ち紐でもよいかもしれませんが、出来るだけ細いもののほうが良さそう)
  • 絹のミシン糸/1巻で、小さいものが2つ出来ます(今回は色違いで2巻使いました)

水引部分(ブローチピンの金属部分を隠すため)

  • 水引3本セットを適量

お花部分本体

お花の部分を作っていきます。
このお花1つに関し、必要な生地は

1段目=白=2センチ角 10枚
2段目=ピンク無地=2センチ角 10枚
3・4段目=柄=2センチ角 各10枚=20枚

と、半球のスチロールに巻く生地です。今回は1段目の白生地と同じものを使用しています。
ちなみに、被布を作った時の残りの生地です。

これを2セット作るようになります。

半球に生地を巻いていく+ブローチピンに付ける

半球のスチロールにボンドを塗り付け、布を巻き留めます。
不要な部分はなるべくカットし、平坦になるように指でなじませます。

この状態でブローチピンにボンドではめ込み、固定します。
触らずに、完全に乾くまで1晩おきます。

土台の作り方の詳細の記事を書きました。詳しくはこちら!

布を切り、つまんでいく

必要量の生地をカットしていきます。きちんと正方形にならないと花弁がいびつになります。
ハサミを使ってもよいですが、工作用マットを使用し、ローラーカッターなどで一気に切ったほうが綺麗に仕上がるかもしれません。

ちなみに、すべて「剣つまみ」という方法でつまんでいます。
本ではつまんでから、糊の台で糊をなじませる、とありますが、つまみ方が悪いのか生地が悪いのかどうしても糊の台の上で開いてきてしまう&長い時間をこの作業に割くことが出来ず。。

細切れの時間の中での作業だったので、「つまむ→先端を針と糸で往復して縫い止める→数が揃ったら糊を含ませる」という方法を取りました。

いわゆる「縫いつまみ」というものなのでしょうか。
一つ一つは玉止めばかりが目立つ花弁ですが、実際土台にふいてみるとそれほど目立たなかったので、今回は髪飾りも含めすべてこの方法でやっています。

手が離せないときに夜泣きされると困るしね

泣いたらすぐ来て

糊を含ませる

そうこうして出来上がった花弁を、実際に土台にふいていきます。
ここで一つ注意。

板に糊を伸ばしていくのですが、卓球ボール大に糊を板に出したら、どうやら

10分程度練ったほうが良い

そうなんです。グルグル練って、空気を含ませて、そうするとよい状態になるそうです。

夜泣き厳禁だわ

頼みますほんとに

そして、糊の台に花弁を置いたら、30分程度糊を含ませるのに放置します。
そのくらい経過したら、ピンセットでつまんでそのまま土台に配置していきます。

土台にふいていく

ちなみに、ブローチピンにアイスの棒を噛ませて、持ち手にしています。やりやすいのでお勧め。

中央を空けて、1段目の白、2段目のピンクをふいたところです。
2段目は、1段目の間になるように配置していきます。

3段目は、2段目の間になるように。
4段目は、3段目の間になりように。

糊が乾かないようにサクッとやってください

極力、やり直しなしの一発勝負で

中央にビーズを配置&乾かして完成

間を埋めるように花弁を配置し、最後に中央にビーズを配置して出来上がりです。
ビーズはボンドで付けても、接着剤で付けても。

これを2つ作っていきます。

飾り房部分

お花の下の房の部分も作れるらしいと知り、やってみました。
絹のミシン糸1巻で、小さいものが2個作れます。
今回は色を変えて2色、計4つをつくりました。

絹のミシン糸は1巻100mのものを使いました

ちなみに、この画像では打ち紐を使っていますが、結局下の部分の紐が房に隠れなくて、最終的には「アジアンコード」を使用しています。

厚紙は縦7センチ程度にし、この長さで巻いていきます。50mずつくらい。目分量で。

台紙に絹糸を巻き付けていく

こんな感じに巻き付けています。

付け紐と合わせる

台紙からそっと外して、付け紐(アジアンコード)のループ下の部分を房の中に隠すように入れ込み、上の部分を同じ色の房でキュッと結びます。

たぶん、ミシン糸1巻をまるまる使えば、てっぷりとした可愛らしい房になり、ここの頭の部分にティッシュなどを入れ込んでさらにプックラさせることも出来るのでしょうが、このボリュームではこれが精いっぱいでした。

紙で巻いて落ち着かせる&長さを揃えてカット

メモ用紙でも何でもよいので、房の部分は出来上がりの長さの紙で巻いてテープで止めてから…

先端をカットします。
乱れやすいので、極力使用する直前までこのままで。

水引の部分

両サイドの水引ですが、本当は付ける予定はなかったのですが、、

ブローチピンの左右の金属部分が見えてるのが…

何となく無機質???

と思ってしまったら最後、気になって仕方ない。
そこで、和のもの、ということで水引に挑戦してみました。

梅結びを4つ作る

水引は3本どりで、基本の淡路結びから、2手間くらいかけただけの「梅結び」を4つ作りました。

水引、どれがいい?

ピンク? 赤?

じぇったい、きーろ。

というやりとりが手芸屋さんであり、黄色チョイスです。
マリッコとしては、すごく浮いている感じになっているのが気になるのですが、、、
まぁ本人の気持ちも大事。

水引は、howto動画を見ながら、

同じようにやるのがお勧め

ブローチピンの両側に配置し、止める

そうこうして、両側に配置して留めます。
金属に紙の接着なので、ボンドでも大丈夫だと思います。
心配な方はグルーガンでも。

組み合わせ、完成

仕上げに入っていきます。
そうこうして仕上げたものを組み合わせていきます。
房飾りのアジアンコード、ここで初出です。細いものを使いました。

房の色を変えた場合、
左右対称になるように配置するとよいと思います

ブローチピンの安全ピンで、被布の両サイドに留めて完成です。

終わりに

つまみ細工を使用した被布飾りを作った様子を紹介しました。
市販の被布でも、飾りだけ手作りしてあげるのも素敵かな、と思います。

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