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朝顔で染めた生地で,バラの刺繍の筥迫を作る

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こんにちは,マリッコです。
何度か作成したことのある筥迫。本当は割と手がかかるので今まで作成したものを使おうかな,と思っていたのですが,お顔の一番近くに来るもの,ここは世界観を壊してはいけないと,やっぱり作ることにしました。
基本的な作り方は同じです。
型紙など,もしよければ参考にしてください。

材料

今回は,本体の生地は娘本人が夏休みに育てていた朝顔で染めたものを使用しました。
もっとピンクになればよかったのですが,限りなく白です。

・本体の生地
・縁の生地
・裏になる生地
・タコ糸
・模様をリボン刺繍で付けたので,リボン少々
・厚紙
・ドミット芯
・千鳥かがり用糸
・房用の紐 などなど。。。

作り方

模様を付ける場合には,裁断をする前に。
こちらを参考にしていただき…

今回は,向かって左側だけに模様が入るようにしました。
バンドの部分には入れませんでした。
娘が選んだ,紫と水色のバラです。
ちょっとしたブーケっぽく見えたらいいなと思って,リボンもあしらってみました。

青い線は,アイロンで消えるフリクションペンで書いています。

型紙通りに厚紙を切り出し,ドミット芯を両面テープで貼ります。
布を貼ります。いつものように,紙と生地を貼るときにはフエキ糊をよく練ったものを使用しています。
生地に関しては,内側は薄い青の羽二重生地を使用しました。
ちなみに今回は中に鏡は入れていません。

縁は同じく薄い羽二重の紫色にしました。
以前はアジアンコードを芯に使っていましたが,今回はどこを探しても見当たらず,買いに行く暇もなかったのでタコ糸を使ってみました。
結果,柔らかい割に芯はしっかりしていたのでとても良かったです。

縁を付けている図。
カーブの部分は切込みを入れるときれいに沿いました。

パイピングを付け終わったところ。
長さがどうしても足りない部分が出てきてしまったので,その場合にはつなぎ目を目立たないところにするとよいと思います。

内側のポケット部分。

本体の組み立てです。
紙同士を繋げるときには,ボンドを使用しました。
浮いてこないように洗濯ばさみで挟みます。
跡が付かないようにフェルトの切れ端を噛ませてみましたが,結局ボンドとフェルトの繊維がくっついてしまって微妙でした。(跡は目立たないような気はしましたが)
ボンドを使用したら,焦らず騒がず一晩しっかり乾かします。

落とし巾着を作ります。
今回は,「丸いお守り袋の作り方」というYouTube動画を参考にしています。
落とし巾着は,基本的には着物の中に押し込まれてしまうものなので,刺繍は付けず,シンプルに行きました。
落とし巾着には,二重叶結びを。これもYouTubeを見ながら,何度もやり直しながら頑張ります。

紐結びって本当に向いてない

何とか作った二重叶結びらしきものを,落とし巾着に通していきます。

中には綿を詰めて,少しボリュームを出します。

つゆ結びをして,娘のセレクトしたビーズを通しました。

本体の脇の部分は,金色の糸で千鳥かがりをしていきます。
型紙の中に,箱状のものがあるので,それを組み立てたうえで,筥迫の背中の部分(?)に挟んだ状態で,それをキープするようにかがっていきます。
使っている糸はDMCのこちら。強いしきれいだし七五三の小物づくりには欠かせなかったものです。

https://amzn.to/3OFs7CB

うまく説明できないのですが,写真を連続で撮ったので,どなたかの参考になれば…

これを繰り返すと最後はこうなります。反対側も同様にします。

胴締めに,落とし巾着を通します。
まだ縛りません。

本体に,簪差しをセットします。

ちなみに,この簪はビラかんざしというらしく,楽天で買いました。

この状態で,胴締めを締めます。
落とし巾着のフラフラしていた紐で縛ります。

ビーズ部分を引っ張ると多少ゆるみが出て外しやすくなりますが,基本外すことはありません。

簪差しにつける飾りと房を作ります。
玉は,我が家ではあまり使われないループエンドがベースで,絹の刺繍糸を巻きました。

最初は1色のみで全部巻いて,その後は何色かをアクセントにしていきました。

紐は,末広とおそろいです。

とにかく梅結びの一つ覚えでしのぎます。
何度も何度もこちらの本とにらめっこしながら頑張りました。

はじめてでも必ずできる飾り結び 15の基本結びをやさしく図解
1本の長い紐を結んで四季の花々や蝶、抽象的な意匠などを作り出す日本の伝統文化「飾り結び」。 本書は結び方を基本の15種類に限定し、初心者でも必ず出来るコツを懇切丁寧に徹底解説。ほとんどの 人が必ずつまずくポイントとして「締め方」がありますが、本書では類書では触れられていないそのコツに ついても解説。だれでも失敗せずきれ

「わ」にしてから,つゆ結び3回,梅結び1回,つゆ結び3回,2本まとめて糸玉に入れて,つゆ結び2回した図です↓

この先,房をつくっていきます。
今回,この本で初めてこの紐から房を作ることができることを知りました。
試してみましたが,ラメが入っていることと,紐が細いことで,あまり房にするのには向いていないタイプのものだったことが分かりました。
でももう後戻りはできません。結構ほぐすのが大変だった割に。足し房をしてもまだ薄毛でしたが,これでよしとします。

房を足したら,水にジャボンと付けて…

ピンセットで水を切ってアイロンをかけて伸ばし…

これを何度か繰り返すと落ち着いてきます。
ラメは可愛かったのですが,うまくまっすぐにならなかったので,盛大に飛び出しているものはカットしました。
長さを整えて完成です。

終わりに

こんな感じに仕上がり…

胸元に差すとこんな感じでした。

胸元のバラと筥迫のバラを同じ色にしたのがこだわり

えっ,適当にリボンを選んでたように見えたけど

実は違ったの!?

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