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折り返してもフラットに使える リングノート用カバーの作り方

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こんにちは,マリッコです。
実はこの半月くらいでバタバタと色々なことが起こり,ほぼ10年ぶりにお勤めにいくことになりました。

聞いてないよ,というそこのアナタ。

まだほとんど誰にも言っていません。

新しいお勤め先はいわゆる「事務所」で,事務のような広報のような役割がマリッコを待っているようです。要するに何でも屋さんです。
これを機に一冊新しいノートでも買おうと思ったら,新年を2か月過ぎようとしている売り場の片隅に,200円の値札を付けられて佇んでいる2023年のスケジュール帳と目が合いました。

君に決めた(ポケモン風に)

とはいえ,KOKUYOブランドの大変シンプルで書きやすそうなノートで,リング部分も柔らかく,スケジュール以外のページもたっぷりとあって,これからのよい相棒になってくれそうな。
いい買い物したな,と思っていましたが…

真っ黒っていうのも味気ないな。

出来れば,ちょっとしたポケットとかペン差しもあると便利なんだけど…

という思いがモクモクと湧き出てきてしまうわけです。
最初は,いわゆるブックカバーのようなものを想定していたのですが…

待って待って

リングの部分がカバーされちゃうと,せっかくの「折り返してもフラットになる」っていう,

リングノートの良さが消えちゃうんじゃない…???

という余計なことを考え始めてしまうマリッコ。
色々考えた結果,「リング部分を空けたカバー」を作ることにしました。

納得いくまで3回作りなおしたのは内緒で。

材料

お好きな生地
バイアステープ

縫い方

ノートの大きさがB6というサイズです。
カバーの出来上がりの大きさ(閉じたとき)は,縦20cm,横12.5cmくらいを想定しています。
表になる部分と中になる部分では縫い方を少し変えたので,順番に説明していきます。

まずは,外側になる表表紙と裏表紙を作ります。
縫い代込み,縦22cm,横13.5cmで2枚裁断し,表表紙部分は向かって左に,裏表紙部分は向かって右に,バイアステープを挟んで端の処理をする感じで縫います。

内側のポケットになる部分を作ります。
縦10cm,横14.5cmになるように裁断し,上の部分にバイアステープを挟んで縫い付けます。
向かって右側にはロックミシンをかけました。

次に,内側に入る部分の裁断です。
どちらも,縦22cm,横14.5cmになるように2枚裁断します。
片方は向かって右に,もう片方は向かって左にロックミシンをかけます。

上の作業で,向かって右にロックミシンをかけたパーツと,ポケット部分を,底を揃えて配置します。
どちらも同じ部分にロックミシンがかかっているはずなので,そこを1cmにアイロンで折ってミシンをかけます(下の画像の赤い矢印)。
同様に,向かって左にロックミシンをかけたほうも,そこを1cm折ってミシンをかけます(下の画像の黄色の矢印)。

ペンを刺す部分です。
8cm四方の生地を中表にして,縫い代5mmで縫い合わせ,表に返してアイロンで押さえ,両端に端ミシンをかけます。

縫い合わせです。まずは裏表紙から。
裏表紙の端を処理していない長い辺には,上から5cmくらいのところに輪にしたペン差し部分を重ね,その上に中表にした内側ぶぶんを載せます。
ペン差しを挟んでいる生地は,どちらも橋を処理していない方になります。

開くとこんな風に挟んでいる感じになります

ここを,縫い代1cmで縫い合わせます。

表表紙も同様になります。
表表紙のバイアステープが付いている辺と,内側の1cm折って縫った辺が合わさるように中表に置いて,縫い代1cmで縫い合わせます。
方向を合わせて,こんな感じに置きます。処理していない上下の部分をバイアステープで処理していきます。

リングの部分は3cm空けました。もしかしたら2cmくらいでも良かったかも。

角を落として,表に返します。

外側
内側

使い方

表表紙と裏表紙を合わせるようにして持ち,両サイドを同時にカバーに差し込みます。
こんな感じになりました。

リングの部分だけあいています。

閉じるときにもペタンと。
ぐるっと折り返しても干渉しません。

終わりに

リングノートのメリットを生かしたカバーの作り方でした。


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