こんにちは、マリッコです。
3歳娘用にエプロンを作ったので、紹介します。
正直エプロンって色んな形があって、どんなものが子どもにとって着やすいのか分からず。
しかも、今回は「カットクロス」的な大きさの生地で作る羽目になり、
なかなか試行錯誤でしたが、どなたかのお役にたてれば。
完成図はこちら。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.40.23.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.40.38.jpg)
特徴
- カットクロス(幅135cm、長さ50cmで本体と三角巾まで)で作成可
- カットも縫うのも直線のみ
- H型(背中の紐)
- 見返しの別布不要(折ることで対応)
- 後ろのゴムは10センチのみ
- ボタンなし
- マジックテープ(ファスナーテープ)なし
着丈(肩から裾まで)=57センチ
93センチ・14キロのおなかポンポン3歳半女児で、ゆったり着られるサイズ。
(普段は100サイズがジャスト、110をメインに着ています)
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3B9ONQ+6S3QSY+4DLC+BXIYP)
材料&裁断図
材料
- 生地(135×50あればOK、模様の向きが気にならないものが尚便利)
- 幅2センチのゴム10センチ程度(調整してください)
- 裁縫に必要なもの(ミシンを使用しています)
裁断図
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/エプロン型紙.jpg)
へったくそな図で申し訳ないですが。
すべて長方形です。アルファベットは、パーツに対応しています。
縫い代込です。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.40.23-1.jpg)
B=腰ひも
C=スカート部分
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.40.38-1.jpg)
E=背中の紐
こういう感じで印をつけて↓
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-19.53.07.jpg)
こんな感じでカットしていきます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.05.29.jpg)
作り方
Aのパーツの、横の部分(22センチの部分)を三つ折りにします。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.12.20.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.14.16.jpg)
それを半分にしての三つ折り。
縫い代が5mmになります。
両サイド縫います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.26.10.jpg)
次にBの部分です。
75センチの部分の上下を、1センチで折ってアイロンをかけます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.18.00.jpg)
その後、真ん中から折ってアイロンをかけます。
こんな感じになるように。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.19.06.jpg)
AとBを組み合わせます。
Bを一度開きます。Bの中央を確認して印をつけます。
Aも、中央の場所を確認します。
Bの真ん中の折り線と、Aの下になる部分が、それぞれ中央で合わさるように配置します。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.38.02.jpg)
縫い代1センチで縫い合わせます。
縫い合わせたら、Aの部分の縫い代を5ミリ程度にカットします。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.42.22.jpg)
Bの真ん中の折れ線で折り上げます。
Aも一緒に起こします。
画像の部分を縫います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.47.48.jpg)
うしろから見るとこうなっています。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.48.02.jpg)
Cの部分を作ります。
横の部分を5ミリの三つ折りにして縫います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.52.03.jpg)
下の部分も5ミリの三つ折りにして縫います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-20.58.08.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.02.04.jpg)
BとCをあわせていきます。
Cの縫っていないところの中央を確認し、
Bの中央と合わせます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.05.11.jpg)
位置関係はこんな感じ。
黄色で囲んだところは、上の画像も下の画像も共通です。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.05.44.jpg)
Bの部分とCの部分を、それぞれ中央がずれないように注意しながら
縫い代1センチで縫っていきます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.08.55.jpg)
縫えました。
表に返すとこんな感じになっています。
下の画像の黄色い丸の部分が、今縫った部分。
縫い代はBの部分の内側に入っています。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.09.23.jpg)
肩紐と背中の紐を作っていきます。
3本とも、両サイドを1センチ折り、アイロンをかけます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.13.42.jpg)
上2本が肩紐、一番下が背中の紐です。↓
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.15.33.jpg)
一番短い背中の紐だけ、先に折った部分にミシンをかけます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.16.51.jpg)
肩紐に、背中の紐を挟みます。
下から20センチのところに、縫い代を下にした背中の紐をはさみ、
その状態で肩紐を縫い綴じます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.18.54.jpg)
反対側も同じようにします。
肩紐が完成します。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.25.06.jpg)
Aの上の部分を折ります。
まず、1センチでアイロンをかけて
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.26.19.jpg)
次に2センチ折り込みます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.27.03.jpg)
2センチのアイロンの線に、肩紐を合わせます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.32.58.jpg)
アイロンでかけた通りに折り、肩紐を入れ込みます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.33.47.jpg)
そのまま、ミシンで縫います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.36.53.jpg)
このままだと、肩紐が下向きなので、上にあげます。
そのまま、上の部分にミシンをかけます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.37.27.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.39.13.jpg)
Bの腰ひもになる部分に、肩紐を接続します。
Bの端から5センチ程度のところに、端を合わせた肩紐を待ち針で留めて
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.44.28.jpg)
ミシンで仮止め。
反対側も同様に。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.46.35.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.48.32.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.48.55.jpg)
腰ひもの部分に、ゴムを装着します。
肩紐よりも少し外側に、下の画像のようにゴムを置いたのですが、
この位置だと最終的にここの縫い代が外に響いてしまうので、気になる方は下の段にしたほうがよいです。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.53.42-1.jpg)
縫い止めます。下の段にしたときも同じです。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-21.57.52.jpg)
左右とも同じようにゴムをつけたら、
腰ひもの端を三つ折りにして、ミシン掛け。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.01.28.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.03.58.jpg)
腰ひもを、出来上がりのアイロンに合わせて半分に折り、下部分をまずミシン掛け。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.27.16.jpg)
肩紐の部分は、はさんだだけの状態では向きが下になってしまうので、
この状態から↓
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.28.21.jpg)
上にあげて待ち針を打ちなおし、その状態で縫い合わせ。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.36.07.jpg)
ゴムのところを縫いこまないように注意。
下を1周縫ったら、肩紐を安定させるため、腰ひもの上部も縫う。
上部は、Aの部分とBの部分が接触しないところから、後ろのゴムのところまでで良いと思います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.36.38.jpg)
完成です。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/08/2019-08-06-22.40.23-2.jpg)
おわりに
夜に仕上がって、翌朝娘に着せてみたら、背中の紐が緩かったので3センチ縮めました。
(紹介している型紙は、既に修正したものです)
このサイズであれば、残りの生地でゴムを使った三角巾も出来ました。
裾を長くしたり、紐を長くしたりすれば、もう少し大きいサイズでも出来ると思います。