小学校入学準備のためのハンドメイドはこちら

1枚布の2か所縫い ファイルカバーの作り方

本ページにはプロモーションが含まれています。
本ページにはプロモーションが含まれています。

こんにちは,マリッコです。
100均でよく見かける2リングのファイルのカバーを試作する機会があったのでご紹介です。

今回は1枚の布を折りたたんで,2か所の直線縫いをするだけで
裏地の見えないカバーになる方法です。
(イメージ的にはブックカバーと一緒。)

最終的にはどの部分が表になるのか,という展開図も併せて記載しています。

材料

・お気に入りのファイル
・お気に入りの生地(薄手が扱いやすいかも)

裁断

今回使用しているのは,ダイソーの2リングのもので,記載されているサイズは
135mm×187mm×35mm。
セリアでも同じ程度のサイズのものが販売されています。

どんなサイズでも同じように出来るように説明します。

ます,生地の横幅は
横=(おもて表紙+背表紙+うら表紙)×2+(表側中表紙折り込み分5㎝×2)+(裏側中表紙折り込み分7㎝×2)

になります。
今回は開いた長さ(おもて表紙+中表紙+うら表紙)を直接計ったら40.5㎝でしたが,表紙に厚さがあったので5mm余分に見て41㎝とかんがえました。
→なので,41×2+10+14=106 横幅は106㎝取りました。
ほぼほぼ通常の布の横幅いっぱいだと思います。

縦は,13.5㎝とありましたが,実際は厚みがあることと,布自体にもある程度の厚みがあって扱いにくいので1.5㎝余分にみて15㎝と考え,それに上下の縫い代1センチずつの計2㎝を追加しました。
縦=縦の長さ+1.5㎝(余裕分)+縫い代1㎝×2
→今回は13.5+1.5+2=17 17㎝取りました。

縦17㎝×横106㎝

畳み方&縫い方

畳んでいきます。表になる部分を上にして,まず右の端から5㎝のところを山折り→そこから5㎝のところを谷折り。
(畳んだところが重なるようになります)

今,右の端になっているところから,「おもて表紙+背表紙+うら表紙」になる長さ(このファイルでいうところの41㎝)のところに印をつけて,そこを7㎝谷折りにします(画像の赤の部分)。
谷折りにしたところに被せるように7㎝分を山折りにします(画像の緑の部分)。
残った部分を谷折りすると,最終的に左端が右端と同じ長さになって重なります(画像の青の部分)

重なったら,上下を縫い代1㎝で縫い合わせます。

黄色の部分

開いているところから表に2回返すと,差込ポケットが現れます。

おもて表紙・うら表紙を差し込んで完成です。
ピッタリサイズなので,入れにくい時にはファイルを逆向きに開くようにしながら入れるとよいです。
(おもて表紙・うら表紙を,背表紙にグッと近づけるような感じで)

縫い目が表に出ないので,簡単な割に丁寧に見えます。

展開図


で,折りたたんでいくと「結局どこがどの部分になるの???」と,ド文系マリッコでは理解が出来なかったので,解体してみました。

分かりますか…???
右端から10㎝のところを起点に,おもて表紙→背表紙→うら表紙,というように,表にくるところが続いていきます。
もし装飾を施すならこの部分にして,最後に折りたたんで縫えば,装飾の裏側が綺麗にかくれると思います。

終わりに

ブックカバー形式のファイルカバーを試作したお話でした。

タイトルとURLをコピーしました