こんにちは、マリッコです。
今回は、エプロンタイプで作れる子ども用のドレスを紹介します。
基本的には、お洋服の上から着るもので、おままごとやお姫様ごっこ用です。
着ている様子はこちら。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-24-07.47.46.jpg)
後ろは紐で調節するタイプなので、身長やウエストもあまり関係なく着られるかと思います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-24-07.48.16.jpg)
カチューシャでさくっと付けられるティアラでプリンセス度UP☆
材料&型紙
型紙
手書きですがPDFで用意しました。
その他、型紙はありませんが、ベルトの部分は縦10センチ×横55センチ程度(縫い代込)。
オーバースカート(スカート本体にかぶさっている紫のシフォンの部分)が、縦50センチ×横50センチを2枚。
材料
・ベースのスカートと、肩紐=幅140センチ、1.5mのベロア生地(だいぶ余りましたが)
・前あての部分とベルト=紫の薄い生地=幅140センチなら、50センチもあれば十分。見えない部分は他の生地を使っても。
・オーバースカート=紫のシフォン=縦50センチ×横50センチを2枚
・オーバースカートの模様=幅広の模様入りのリボン=2m程度
・前あて部分の模様=シルバーのリボン
・ベルトの両端のDカン=2.5cmのものを2個
・装飾用のチュールやレース=お好みで
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作り方
パーツに分けて紹介していきます。
スカート部分
型紙を作成します。(大きいので、家庭用のプリンターでは作り切れませんでした)
好きな長さになるように丈を伸ばし、布に写してカットします。
今回は縫い代含めて50センチでカットしました。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-19-11.18.37.jpg)
同じものを3枚切り出して、端にジグザグミシンかロックミシンをかけます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-19-11.42.20.jpg)
中表にして、縫い代1センチでサイドを3枚繋ぎ合わせます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-10.16.19.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-10.20.19.jpg)
両端を三つ折りにして縫います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-10.25.14.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-10.29.57.jpg)
裾の部分も三つ折りにして縫います。
繋ぎ合わせたところの縫い代は割ります。
円形でずれやすいので、途中の繋ぎ目のところは確実に待ち針で固定しておきます。
気持ち、たわませながら縫い進めると良いと思います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-10.36.56.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-10.37.47.jpg)
スカートのベース完成です。
ひだをつけなくても、ドレープが綺麗にでやすいかな、と思います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-10.47.48.jpg)
続いてオーバースカートの部分。
オーバースカートの中央になる部分と、裾になる部分にリボンを使って模様を付けていきます。
(ここは省略してもOKかと)
まずは、シフォンの裏とリボン表が合わさるようにして、端を揃えて縫い合わせます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-10.56.31-1.jpg)
リボンを本体ごとひっくり返して、反対側の端をシフォンに縫い付けます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-11.01.40.jpg)
裾も同じようにします。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-11.11.29.jpg)
本当は同じ模様のリボンにしたかったのですが、足りなかったので、完成品は裾が違う模様になっています。
リボンを付けたほうと反対側のサイドは、三つ折りでミシン掛けします。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-11.14.11.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-11.16.45.jpg)
これを、左右対称に2枚作ります。
スカートに重ねていきます。
ベースのスカートの中央と、オーバースカートの模様の付いている部分を合わせて待ち針で留めます。
同様に、端の部分同士も待ち針で留めます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-20.56.03.jpg)
余った部分は、様子を見てひだを作りながら待ち針で留めていきます。
畳む方向は、左右対称にするときれいだと思います。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-20.58.54.jpg)
待ち針でとめたところを、大きな針目のミシンで仮止めしておきます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-21.02.36.jpg)
反対側も同様に。ひだの畳む方向に注意。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-21.05.45.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-22-21.08.55.jpg)
スカート部分が出来ました。
前あて部分
前あて部分を作っていきます。
今回は手持ちの紫の色がとても濃かったので、薄める目的で同じ形のチュールを重ねていますが、ここは省略可能です。
全部で3枚重ねになります。(チュールを入れるなら4枚重ね)
まず、表になる部分を切り出します。
型紙と同じ形で、チュールを入れるなら計3枚。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-12.54.40.jpg)
模様を付けていきます。
チュールを使う場合にはチュールと、前あて(表)の2枚を使います。
チュールを使う場合には、大きな針目で2か所くらい縫い合わせて固定します。
リボンや編み上げのところはお好みで。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.25.34.jpg)
白いミシン糸で押さえています。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.30.47.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.31.07.jpg)
折り返しています
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.32.54.jpg)
同じように
このように待ち針で止めたら、画像の黄色い丸の部分を1直線にミシンで縫い押さえていきます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.37.34.jpg)
上下にリボンを縫い付けます。
上の部分に、リボンを中表にして待ち針で留め、縁の部分に大きな針目でミシンをかけて仮止めします。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.40.44.jpg)
そのあと、同じ形に切り出しておいた前あて(中)の生地を、中表になるように重ねます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.43.23.jpg)
上の部分を縫い代5ミリほどで縫い合わせます。
縫い合わせ、表に返すとこんな感じになります。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.46.24.jpg)
同様に、下の部分にもリボンを付けます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.51.07.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.52.04.jpg)
表の部分が出来ました。
(両サイドはまだ縫い合わせしていません)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-13.55.07.jpg)
前あて(後ろ)を切り出します。
もとの型紙を使用しますが、下の切込みの部分はいりません。
画像のように型紙を置いて、下の切込みの部分は切りこまずに裁断します。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-14.05.17.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-14.05.35.jpg)
肩紐を作ります。
※太めのリボンなどがあれば、それで代用してもOKだと思います。
長さは1mほどにしましたが、実際の感じで調節してください。
幅は縫い代を入れて8センチ。
8cm×1mで2本切り出します。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-14.31.01.jpg)
中表にして縫い合わせます。
縦は片方だけ縫い合わせてしまいます。
表に返します。
肩紐が出来ました。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-14.34.38.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-15.17.59.jpg)
作った肩紐を、前あての部分に挟み込みます。
肩紐の返し口で開いている部分を、前あての中に配置して、ミシンで仮止めします。
その後、前あて(表)の立っているレースは縫いこまないように倒し、前あて(裏)を中表にして重ねて待ち針で留めて、ミシンで縫い合わせます。
縫い代1センチ程度。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-15.19.10-1.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-15.25.57-1.jpg)
肩紐は長いので、縫いこまないように注意。
簡単に縛っておくとよいです。
ここで、両サイドも縫い合わせます。
縫い代1センチ程度。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-15.28.11.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-15.31.47.jpg)
前あて部分の完成です。
(前あての表と裏の、下部分は縫い合わせていません)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-15.32.52.jpg)
ベルト部分
ベルト部分を作っていきます。
ここは、以前に紹介したエプロンの作り方とほぼ同じです。
marikko.net/kids-apron/
ベルト部分の布を、縫い代込みで縦10センチ、横57センチで切り出します。
(画像では横54センチほどになっていますが、少し短くて苦労しました)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-14.09.49.jpg)
アイロンで、まず縦を5センチになるように折ってから、更に縫い代を両サイド1センチずつ折ります。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-20.51.53.jpg)
前あて(裏)の中央と、ベルトの中央を画像のように合わせます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-20.55.17.jpg)
揃えたところ
1センチの縫い代で縫い合わせ、縫ったら縫い代を5ミリ程度になるように切り落とします。
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ベルトを元の中央の折り線で折り返し、前あて部分も一緒に起こします。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-21.02.05.jpg)
中央の折り線から、2ミリ程度下をミシンで押さえます。
(前あてと繋がっている部分だけ)
Dカンを付ける準備をします。
7センチ×8センチに切り出した生地を2枚用意します。
7センチの辺のほうを、中央で折ってから、両端を1センチの縫い代が付くようにアイロンで押さえます。
端をミシンで縫い止めます。
Dカンを通し、ループにしたら端を縫い止めます。
2つ作ります。
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![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-21.13.16.jpg)
組み合わせ
スカート部分を組み合わせていきます。
画像のようにスカートを配置します。
ベルトの中央と、スカート中央を合わせて待ち針で留めます。
スカートの端から端まで縫い合わせます。
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-21.17.40.jpg)
![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-21.21.50-1.jpg)
ベルトにDカンを取り付けます。
ベルトの端は1センチ程度折り込んで、ミシンで縫い止めておきます。
Dカンはベルトの中央より下の位置に配置し、縫い付けます。
両端を縫い付けたら、ベルトを折って、ベルトの下の部分を1直線に縫います。
スカートのシフォンを巻き込まないように注意します。
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最後に、ベルト上の、前あて部分に重なっていない部分と、
前あての上の部分に2ミリ程度のステッチをかけて完成です。
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![](http://marikko.net/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-23-22.07.52.jpg)
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![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=35LUAE+8S5702+3VVK+62U35)
終わりに
着用するときには、肩紐は背中でバッテンになるようにし、Dカンに通して、腰の部分で結んであげてください。